活動報告

東京医科歯科大学・首都大学東京・東京都市大学
女性研究支援についての鼎談

小川そういうケースはあるようですね。自分はとても苦労してなんとか今の地位になったと、だから苦労してあたりまえと考えたり、逆に女性を支援する制度があることによって周りの人から自分の努力が適正に評価されないで、あの人は支援されてるからいいと思われたら沽券に関わるとか、そんな感じでしょうか。

谷口一方で、少子化だから、出来ればお子さんを沢山生んで欲しいとそういうようなシステムを作って沢山生んで頂いて働いてもらうからこそ、優遇政策ができるのですが、世の中にはお子さんを生まない方も居るし、既にそういうことが年齢的に終わって助教として働いている女性の方が居て同じ職場で働いていると若くして助教になってお子さんを生みかつ大変いい支援の優遇策があり、あの方は遅く来て早く帰るのに私は子供が居ないとか、育児も済んだから遅くまで居残りさせられるとかになると、不満感が増す、実はそういった問題が背景にあるんです。女性が多くて、いろいろなタイプの生き方があると、その克服が避けて通れないのですね。

小川今日はお二人の先生にお越しいただいていろいろなお話を伺うことができました。東京都市大学にとっても大変参考になる事例が多かったと思います。これからも東京医科歯科大学と意見交換しながらまた江原先生のアドバイスを頂きながら東京都市大学として女性研究者支援をよりよく進めていくよう頑張っていきたいと思います。今日は、お二人の先生どうもありがとうございました。

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