活動スケジュール

タイトル背景

第2回女性研究者紹介セミナー 講演概要

(1)筒井千尋ポスドク研究員(総合研究所)

チラシはこちら

テーマ 研究の楽しみ方
概要 現在私は、総合研究所ナノカーボンバイオデバイス研究センターの研究員として、カーボンナノチューブ(CNT)の生体適合性について研究を行っています。実際には、プラズマを用いた再生医療の研究や、これらの作用機序検討なども含めた様々なことに携わらせて頂きながら、自身もまだまだ勉強中の身です。「研究」などと大仰な言い方をすると、何か特別なことのように聞こえる学生さんも多いかと思いますが、私の場合は、「楽しいこと」を仕事にしているような部分が大いにあります。少しでも興味を持ったことや、気になることがあれば、とことんまでやりきりたい、といったオタク魂でここまで続けてきた研究の、「楽しみ方」を中心にお話させて頂こうと思いますので、宜しくお願い致します。

(2)小川順子准教授(女性研究者支援室長)

テーマ 世界で活躍する原子力分野の女性たち
~巨大技術の専門家と社会の架け橋となる~
概要 原子力技術や放射線についてはあまり知らないという人でも、チェルノブイリ事故という言葉は知っている人が多いと思います。私は、大学卒業後、原子力発電用のウラン燃料加工工場に就職し、チェルノブイリ事故のあと一般市民向け原子力理解活動の仕事に携わってきました。2000年に、原子力分野の女性専門家の国際ネットワークである、Women in Nuclear(WiN:ウィン)の日本組織、WiN-Japanを設立し、国内外の原子力女性専門家と交流を深めてきました。原子力は、社会が受け入れて初めて、健全に発展できる巨大技術です。社会の半分以上が女性であり、女性はとかく理工系の話は苦手という傾向もあり、原子力が社会に受け入れられるためには、女性の理解を得ることがとても重要です。WiNは、専門分野の知識交流はもちろんですが、社会に原子力情報を提供し、市民との相互理解を図ることを目的として活動しています。今回は、WiN活動で知り合った世界の元気のよい女性たちとの交流から学んだことを中心にお話したいと思います。

戻る

東京都市大学