卒業後の活躍レポート
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女性研究者支援室(世田谷キャンパス)女性研究者支援室〒158-8557 東京都世田谷区玉堤1-28-1TEL. 03-5707-0104 FAX. 03-5707-1289E-mail. sofers@tcu.ac.jp URL. http://www.sofers.tcu.ac.jp/私は生涯現役で働き続けたいと思ってますが、今の世の中でむずかしいのかな。と思っている。もし結婚したら家事、育児は女性の仕事、子供が大きくなるまでは家庭に。と考えてる男性は少なくないのではないでしょうか。(不況の今、再就職はすごく難しいと思っている)今は大学で学んだこととはほど遠い職種についていますが研究職につくのが夢だったので、ぜひ現役の女子学生のみなさまのサポートをしていただきたいと思っている。社会に出ると現在の職業に疑問を感じていても、誰かに相談したり、一歩踏み出すことが難しいと感じています。世間的に"女性"であることがもてはやされる風潮であるが、単に流行っただけである気がしてならない。本来男女に関わらず全ての人の能力は異なる。性別でひとくくりにするのではなく、"秀でていること"を正しく見る目が各々の人に必要だと私は思う。"女だから出来ない"などと考えたことなど子供の頃からただの一度も考えたことはない。現在の職場では女性の方がむしろ能力を発揮し、男性よりも高い評価を受けています。女性を女性という理由のみで優遇することはある種の差別、あるいは区別といえるのかもしれません。男女を問わず、年齢を問わず、人種を問わず、各々が能力を活かし、生きやすい環境になればよいと思います。難しい問題ではありますが真に平等になるときがくればいいと思っています。女性は産休、男性は育休を取れるのがあたりまえの社会になってほしいです。数少ない工学系の女性同士だからこそ情報交換や連携をもてると力強いと思います。女性技術者のネットワークができることはとても心強く大賛成です。結婚したばかりなので家庭と仕事の両立を先輩方にお聞きしたいです。女性を採用する会社を斡旋してくれたり、理系女子へのフォローが大事だと思います。授業の受けやすさ、就職活動のしかた、就職への心構えなど女性のリスク(長く働くことの大変さ、仕事と家事等の両立の大変さ)なども伝える機会を設けて、意識高い女性教育があることを武蔵工大の売りにして欲しいです。出産を機に仕事から離れて11年になります。卒業生としてアンケートさせていただいた事、うれしく思います。私は思うように仕事に戻れないですが、これからの方々には是非頑張っていただきたいと思います。一般的に「女性の方が意識が高い」と言っていただけますが、採用にはつながりにくいと感じています。工学系の女性は就職活動での対話やアピールが弱いためだと思うので、そのあたりをフォローしてあげてほしいと思います。今まで、様々な職種で職いてきましたが、理系である、なしに係わらず職場で女性の受け入れる体制がととのっていないことの方が問題だと思います。女性の友人で、技術者、研究者として活躍している方も沢山います。就職面接ではほぼ100%、結婚や出産について聞かれますが、制度が充実してきた職場も増えたように感じます。男の職場で働いていますが、環境的には大学時代とあまり変わらないはずなのですが、やはり男と女の差を大きく今は感じます。学生時代と社会は大きく違うんだなと社会人になって感じました。理系だから男の多い会社に行くとは限らないですが、もし男性の多い会社へ行くなら・・・もっと大学の時色々調べておけばよかったと思ってます。後輩の女子生徒が同じ様な職場へ行くのならば、それなりの覚悟と強い気持ちがなければやはり難しいと伝えたいと感じました。子育て介護などでキャリアを中断せざるをえない人達に働き方、再就職の支援は必要だと思います。まだ独身なので男性と同じ様な働き方が可能ですが、結婚、出産等ありましたら変えざる得ないかと思います。与えられる環境の中で上手に選択できるようになりたいです。工学系の女性が少ないのは、前例があまりみられないからだと思います。女子中や女子高などで工学系で活躍する女性とお話などできれば意識がかわると思います。能力的に優秀な女性技術者が社会に増えつつありますが、女性らしさがなくなっている気がします。見た目は女性らしいのですが、女性ならではの気配りや立ち振舞いができていない人が多いです。男女平等ではありますが、女性の特性や女性ならではのこまやかさが失われては残念です。理工系の大学に行くのと、理工系の職を選ぶのは違う問題な気がしました。結婚、出産後の女性は仕事以外にもやらなければいけないことがあると思います。男性と女性が同じように働くことは理想かもしれませんが、性別の違いによる役割分担は必ずあります。それを考慮した上で、女性が働き続けるにはどうしたら良いか、周りの人はどうサポートしていくか、そして本人が頑張らないと日々技術が進化していく工業分野での活躍は難しいと思ってます。以前は女性の社会進出は制度が整っていないから難しいと考えていましたが、最近は「会社員として働く」=「全ての時間を会社に使う」という働き方があたりまえになっているからと考えるようになりました。女性技術者は、男性の中1人という環境になりやすいです。女性だからこそ、有利という場面もありますが(覚えてもらいやすい、知り合いを増やしやすい、等)悪意のないセクハラに近い行為も受けやすいのでは。そして相談もできないと思います。社会での女性技術者の増加を切に願っていますので、可能な限りお手伝いします。女子トイレも各階にあったら嬉しかったです。男性多数でもあまり気になりませんが、女性が1人、2人というのは気持ち的にきびしいと思います。1学年に4~5人以上いた方が安心して受験できるのではないでしょうか?このアンケートを通して、自分の学生時代をふりかえることができました。感謝致します。これからは、男女の役割はあるにせよ女性も1人の大人として自立するべきであると私も考えています。現役の学生さんも含め都市大学の今後に期待しております。ありがとうございました。社会で活躍する理工系女性が増えている現実は認識しつつも、今まではその実態に迫れないもどかしさがありました。そこで、今回の調査を実施したところ、予想以上の回答をいただき、卒業生たちの今の思いが伝わってきました。この結果は、本学の女子学生が将来を考えるときの大きな道標になると思います。アンケートにご協力いただいた卒業生の方々に心よりお礼申し上げます。SOFERSより

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