卒業後の活躍レポート
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"男性だから""女性だから"という発想を前提に物事を考え始めることは習慣としてどこかしら頭の中に染み着いてしまっているように思います。多様な価値観、考え方、広い視野で物事を捉えられる人々、社会が将来的に存在する(受け入れられる)ようになって欲しいものと思います。休職中のため(育児休業/4ヶ月)今回のアンケート内容については日々考えさせられているものでした。総合職(事務系)として自己実現を図ることで子どもの成長にどう影響するかは数値で表せるものではありませんが、親になる事の難しさとして実感しているところです。在学中、男子の比率が圧倒的に多いゆえに目をつぶらなければならない会話等を受け流すのに苦労しました。教職など男女比が半々くらいの所ではそのようなことはなかったので女子がもっと増えればこんな苦労も減るのではないかと思います。女性が子育てをしながら働く制度はあっても実際働いてみると職場の理解がないことに気づいた。技術職で働きたい気持ちはあっても普通に働いて普通に育児をすることは難しいのかと思ったとき、自分が大学で学んできたことは何だったのかと考えてしまいます。もし職場の理解が得られるような技術職があるのであればぜひ利用したいです。もし役に立てるならご協力させていただきたいと思っています。子供が小学生になり働きたいと思いながら日々の生活に追われ再就職の活動ができずにいます。良いアドバイスがありましたら良い働き口のあっせん等お願いいたします。男女差別より本人の考え方による差がかなりあると思う(男性、女性とも)ポジティブにとるかネガティブにとるかによる面が大きい。就職した人は辞める理由を探すより続ける方法を探して欲しい。当初の立場が希望した業務や扱いでなかったとしても5年、10年と経験を積むことにより、その姿勢によりまかされる仕事内容や責任も変化していくと思う。今回のプロジェクト発足を機に卒業生同士(女性限定)の集まりや交流会などがあるといいと思います。またさらに在校生(女性限定)を交えれば今後の就職や人生設計にかなり有効になると思います。育児にはいろいろなステージがあり、保育園だけが必要な訳ではありません。もっと大きな子供がいても働きやすい環境ができないと日本は子供のいない国になってしまうでしょう。研究者と技術者は事情が違います。電車の広告でこの支援室のことを知ったとき卒業生の多い技術者は対象ではないのだなと悲しかったです。学生の時には目の前の目標として就職を選び働いてきたが、結婚や転勤などを経て働き方や何を目指したいのか急に前が見えなくなってしまいました。先輩方がどの様に生きてきたか、また後輩へのアドバイス、同じ悩みを持つ仲間の意見などを知る機会があればうれしいなと感じます。ただ今育休中です。後輩のみな様が社会で活躍できることを願っています。しかし結婚や出産で仕事を続けていくのも難しいです。このアンケートの目的が「女性研究者のための環境整備や意識改革に取り組むこと」であれば女性だけでなく男性にも同じ内容のアンケートを取るべきだと思います。工学系の大学を選ぶにあたり、勉強に対する目的や目標はある程度想定されます。その想いが発揮される場、職場の意識を改善させるためにも50代、60代の男性意識改革が必要と思います。2010年流行語の中に「育メン」が入りました。時代は変わりつつあります。教育(文科省)と労働(厚労省)との連携が大切だと考えます。小3の娘は建築家になりたいそうです。このまま将来の希望が変わらないとすれば彼女も"工学女子"。"工学女子"が増えるよう娘を教育してご協力したいと思います。後輩の皆さん就職は男子より大変ですが世小の中は"工学女子"を大事にしてくれます。頑張って入った会社で思う存分仕事をしてください。社会に出てからこのような試みはすごく意味があるものだと感じるようになりました。母校でこのようなことを行っているのが分かってとてもうれしく思います。理工系分野に女性が少ない理由は、学びたい分野が"理工系以外の人"が多いからではないでしょうか。私は建築を学びたくて工学部に進みました。例えば高校までの教育、授業内容が理工系の科目のものでももっと多角的にみるような視点で行えば理工学分野に興味をもち、仕事として携わろうと思うのでは?機械や電気なども「男の仕事」ではないという感覚、これは家庭での教育方針なども大きく影響すると思います。女性の宇宙飛行士のニュースなどいろんなところで活躍している女性がいること、それは当たり前なんだよという認識が大事だと思います。女性の活躍を応援しています。社会に出ている女性は本当に強く生き生きしています。私の会社も女性は精神面がとても強く安定していると思います。逆に男性は弱くうつ状態にある人が多いです。これからは女性の時代か?と思っています(笑)。大学時代は授業や課題にのめり込み、卒業後就職先では仕事一筋。資格取得まで必死にそうしているうちに年月が過ぎ、仕事一筋で歩んできた道を最近立ち止まり自分の人生を見直しています。女性としてはやはり「家庭」も持ちたいので「仕事」と「家庭」を持つタイミングが難しく感じております。でもそんな今の人生を大いに楽しんでおります。女性としては仕事と家庭の両立よりも「仕事と家庭を持つには・・」も重要かと思いました。圧倒的にやはり女性の(結婚等に伴う)離職率は高い、そうなると会社もボランティアではないので教育に時間をかけにくい。女性自身が女性の地位向上の足をひっぱっている面もある。但し以前より女性であることを意識せずに仕事できるようになっていると思う。私が卒業した時点で既に男女雇用機会均等法が運用開始されており、実力主義がかなり行き渡っていた感があるので、2011年の今このようなアンケートの発想に至ったことは若干不思議です。学生時代も男女差をイヤな面で感じたこともなく、就職活動においてもむしろ女性の方が元気だった気がします。女子学生についても"数"でなく"基礎力のある、そして意欲高い"人材を育成することが第一ではないでしょうか。企業が求めるのも名前より実力です。女性だからできない、のではなく女性だからこそできることが沢山あると思います。学生の皆様のご活躍をお祈りいたします。"女性を大切に!"という様な都合の良い支援はかえって女性の地位、立場を悪くすると思います。変に守られている女性は男性からすれば"うっとうしいもの"と思われてしまいます。変わるべきは女性の意識だと思います。「こうしたい!」「こんな風になりたい!」と思ったら女性自身が考え行動するべき。環境や男性のせいにするのは間違っていると思います。偏った意見であるのは承知で記入させていただきました。失礼がありましたら申し訳ございません。女性の意識や考え方をサポートできる、ご活動であります様ご期待しています。女性でそのまま仕事を続けられている人はほんの一握りではないでしょうか?多くは他の仕事についていると思います。どんな職業に流れていったか調査していただけると興味深いです。社会における(職場での)男女差というのは現代あまり感じません。それよりも、日本の労働環境は男女共に悲惨だと思います。まずはサービス残業の禁止を義務づけることが第一だと思います。(一部抜粋、この他のコメントはSOFERSホームページに掲載しています)たくさんの貴重なご意見をいただきました。是非ご一読下さい。フリーコメント7

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